仁川国際空港、開港20周年「ポストコロナ時代を開く世界の関門」=韓国(画像提供:wowkorea)
仁川国際空港、開港20周年「ポストコロナ時代を開く世界の関門」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の国土交通部とインチョン(仁川)国際空港公社は今年、仁川国際空港開港20周年を迎え‘開港20周年記念式’を開いたと28日、明らかにした。

第1旅客ターミナルの現場で開催されたこの日の記念式典には、チョン・セギュン(丁世均)国務総理やチン・ソンミ(陳善美)国会国土交通委員長、ビョン・チャンフム(卞彰欽)国土部長官、カン・ドンソク(姜東錫)初代社長(建設交通部元長官)、バク・ナムチュン(朴南春)仁川市長などが出席した。

丁国務総理は「仁川国際空港の開港は当時、世界航空の中心になってほしいという全国民の希望であり、大韓民国が航空産業を発展させ、グローバル時代を先導するという決意に満ちた意志だった」と振り返った。続いて「20年が過ぎた今日、仁川国際空港は名実共に世界一流空港として飛躍し、国民の希望を実現して大韓民国航空産業の目覚ましい成長を導いてきた」と称えた。

さらに「コロナの長期化で経済が非常に厳しい状況で、ワクチンと治療剤の開発で日常が回復すれば仁川国際空港が北東アジア交通と物流の中心になって航空産業の再跳躍を導いてくれると願い、政府も政策的な支援を惜しまない」と強調した。

行事では、空港産業の発展とインフラ拡充などに貢献した功労者8人に対する政府褒賞、コロナ危機克服と航空産業の再跳躍を誓う‘仁川国際空港新ビジョン2030+宣布式’などが行われた。

仁川国際空港は1992年11月の着工式以後、8年4か月という建設期間を経て、2001年3月29日に開港した。国内唯一の関門空港として73か国255路線を結び、100を超える航空会社が就航し、国際貨物世界3位(年間266万トン)、国際旅客世界5位(年間7000万人)などの成果を上げた。2004年以降は当期純利益を計上し、特にここ5年間(2015~2019年)で約1兆8600億ウォン(約1770億5千万円)の政府配当を実現するなど、国家財政にも貢献してきた。

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