韓国保守野党議員、執権与党ソウル市長候補の「20代は経験不足」発言を痛烈に批判

ユン・ヒスク保守野党「国民の力」議員は28日、20代青年たちの民主党支持率が低い理由の1つとして「歴史の経験値が低い」と述べたパク・ヨンソン執権与党「共に民主党」ソウル市長候補に対し「自分たちが、その経験値が低い時に民主化運動を展開していたことは強調しておきながら、今の青年たちを無視するのは判断力が欠如している」と批判した。

先にパク候補は自分が20代からの支持率が低いことについて「20代は歴史に対する経験値が低く、現時点でのみ状況を判断する」と発言し騒動となった。

ユン議員は「青年とは経験がないものだ。今の586世代（1980年代の民主化運動に関わった1960年代生まれの50代）も386世代（1980年代の民主化運動に関わった1960年代生まれが30代だった時）の時には経験が不足していた。だから矛盾した現実を素直に受け入れられず民主化運動をした」とし「青年は経験不足だからこそ、現在をありのままに見ることができているので正しいのだ」と述べた。
そして、それ故にいつの時代も若者が希望であり、自分も今20代であったなら反民主党、反政府闘争に参加すると語った。

ユン議員はパク候補が今の若者が無知だから自分たちを嫌っているという傲慢な発言に疑問を呈し、その理由を既に無神経な既得権になったからだと主張した。
また、自分たちだけで利権をむさぼるのに忙しくて、必死にあがく若者たちを見下しており、経験もコネも資産もない若者が上ろうとしているはしごを蹴る上に、若者たちの絶叫も戯言だと思っていると批判した。