韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は今日(26日)、北朝鮮による弾道ミサイル発射について口を開き「南北と米国全てが、対話に乗り出すべきだ」と語った。

文大統領はこの日の午後2時「第6回 西海(黄海)守護の日」記念式に参席し「きのう(25日)の北朝鮮によるミサイル試験発射に、国民の皆様の憂慮が大きいことと存じている」とし「今は、南北・米国全てが対話を続けるために努力すべき時だ」と語った。文大統領は「対話の雰囲気を困難にすることは、決して望ましくない」として、北朝鮮のミサイル試験を遠まわしに批判した。

「西海守護の日」は、第2ヨンピョン(延坪)海戦とチョナナム(天安艦)被撃・延坪島砲撃挑発により戦死した軍人たちを追慕するために制定された記念日である。文大統領は2017年の“国軍の日記念式”当時「勝つ軍隊とならねばならない」として、北朝鮮の核とミサイルに対する対応能力を確保することが最優先だと強調した。その後 南北はもちろん米朝対話まで開催されたが、最近 冷え切った南北・米国関係の中 文大統領の発言は この日も、北朝鮮の挑発を警戒しなければならないということに焦点を合わせた。

文大統領は「我々は朝鮮半島の非核化の原則を順守しながらも、我々自身を防御するのに充分な世界最高レベルのミサイル能力を保有している」とし「これまでの中で 最も強い国防力と強固な米韓同盟により、どんな挑発も退けることのできる確固とした安保対備態勢を備えているということを、国民の皆様に自信を持って申し上げる」と力説した。

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