韓国ソウル市長補欠選挙の候補者支持率(3月22日から23日)(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市長補欠選挙の候補者支持率(3月22日から23日)(画像提供:wowkorea)
韓国では 次期大統領選の前哨戦とよばれる4月7日の補欠選挙の幕が上がった。与野党は今日(25日)公式選挙運動を開始し、4月6日まで13日間の熱戦に突入した。与野党は 最大の決戦地であるソウル・プサン(釜山)市長補欠選挙の勝利のために、事実上の総力戦体制で臨むことになる。

オ・セフン の最新ニュースまとめ

支持率の下落により困難に直面している与党“共に民主党”のパク・ヨンソン(朴映宣)ソウル市長候補とキム・ヨンチュン (金栄春)釜山市長候補においては、「人物競争力」を前面に立て逆転を狙う戦略である。

一方 「野党候補一本化」のシナジー効果により 上昇の勢いに乗っている最大野党“国民の力”のオ・セフン(呉世勲)ソウル市長候補とパク・ヒョンジュン (朴亨ジュン)釜山市長候補は、圧勝を決意している。

最近 実施された世論調査では “国民の力”のオ候補・パク候補が与党のパク候補とキム候補をそれぞれ上回る結果が出ている。これは 現政府による不動産政策の失敗はもちろん、韓国土地住宅公社(LH)投機事態による余波で、ムン・ジェイン(文在寅)大統領がレームダックの危機状況にまで追い込まれたためである。

韓国世論調査専門企業“リアルメーター”の調査(3月22日から23日の期間)によると、ソウル市長選では “国民の力”のオ候補の支持率が48.9%、与党 パク候補の支持率は29.2%と集計された。

また 釜山市長選では “国民の力”のパク候補が38.5%、与党 キム候補は26.7%という結果であった。

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