EUは、北朝鮮の個人・団体に人権制裁を賦課した(画像提供:wowkorea)
EUは、北朝鮮の個人・団体に人権制裁を賦課した(画像提供:wowkorea)
ヨーロッパ連合(EU)は22日(現地時間)、北朝鮮のチョン・ギョンテク国家保衛相とリ・ヨンギル社会安全相、中央検察所などを含め、6か国に所属している10人あまりを相手に人権制裁を賦課した。

EU理事会はこの日、北朝鮮と中国、ロシア、リビア、エリトリア、南スーダンの6か国の個人11人と団体4つを対象に、深刻な人権蹂躙の責任があるという理由により、制裁の賦課を決定したと、韓国の聯合ニュースがフランスのAFP通信から引用して報道した。

EUが提示した北朝鮮の人権蹂躙は、拷問や他の残忍で非人間的な待遇や処罰、司法手続きを通じていない即決、任意的処刑および殺人、逮捕、拘禁、強制労働と女性を相手にした性暴力などである。

中国の場合、新疆自治区のウイグル族への弾圧に責任のある中国高官4人および団体1つがEU制裁の対象となった。AFP通信は、EUが人権蹂躙を理由に中国を制裁するのは、去る1989年の北京天安門広場事態以降 初めてのことだと伝えた。

EUの制裁を受けた対象は、EU内の資産凍結および入国禁止処分を受ける。EU内の個人および機関が、制裁対象に資金を供給することも禁止される。

一方 EUは、ロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が拘束・収監されたことに対応し、ロシアの高官4人を相手に該当制裁を適用した。また EUは ミャンマーの軍部高官11人に対しても該当制裁とは別に、資産凍結、入国禁止制裁を賦課した。

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