韓国のジョン・ウィヨン外交部長官とソ・ウク国防部長官、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官はこの日午前、外交部庁舎で2対2会談を行う。今回の2対2会談は2016年10月以降、5年ぶりに開催されるものである。
取り上げられる議題は△米韓同盟△朝鮮半島問題△地域協力△グローバル・パートナーシップなどである。朝鮮半島問題と地域協力の部分の詳細議題として日米韓3国協力が取り上げられるとみられる。米国が日韓関係の改善を要求する可能性も考えられる。
バイデン政権が対中国牽制戦線の構築と北朝鮮問題への対応において、日米韓3国の協力を「出発点」と考えている様子だ。前日にも米国防・国務長官が口を揃えて、日米韓3国協力を強調している。
ブリンケン長官は前日、米韓外相会談の冒頭発言で、北朝鮮の核・弾道ミサイルに言及して「私たちは韓国と日本を含む他の同盟やパートナーと一緒に、北朝鮮の非核化について努力する」と述べた。
オースティン長官も、米韓国防長官会談で、中国の脅威に対応するため、日米韓の協力を強調したことが分かった。
米国務・国防長官は16日、日本との共同声明でも、日米韓の協力はインド・太平洋地域の平和と安定に不可欠であると述べている。2017年と2019年の2対2会談時には日米韓の協力への言及はなかった。
それだけ米国が日韓関係の改善を通じた日米韓協力に力を入れているとみられる。特にブリンケン長官は、2015年の日韓の慰安婦合意締結当時の国務副長官に対し、日韓の「仲裁」を求めたという経験があることに注目すべきだという指摘もある。
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