バイデン景気回復案にビットコイン笑った…史上初の6万ドル突破＝韓国報道

貨幣通貨のリーダーであるビットコインの価格が史上初の6万ドルを突破し、再び史上最高価格を記録した。市場では年内に10万ドルまで上がると楽観する声も大きくなっている。

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AFP通信はビットコインの価格が13日午後8時49分（韓国時間）ほど6万12ドルを記録し、史上初めて6万ドルを超えたと報道した。

グローバル仮想貨幣市況中継サイトであるコインマーケットキャップによると、同日ビットコインはAFPの報道が出た後、若干下落し、前日比5.36%急騰した5万9754.72ドルで取引されている。

時価総額は1兆1200億ドル（約1273兆ウォン）に接近した。韓国を代表する企業、サムスン電子の時価総額の2倍をはるかに上回る水準だ。

このような価格上昇傾向は、米国のバイデン米大統領が最近署名した1兆9000億ドルの大規模な景気回復法案の影響が大きいという分析だ。

大規模な財政支出がインフレを誘発し、仮想貨幣が代替投資手段として注目されているということだ。

米国の資産運用会社であるサンダースモーリス・ハリスのジョージ・ボール会長は、Yahooファイナンスのインタビューで「大規模な景気回復案が通過したことで、ドル安懸念が高まっている」とし「ビットコインが効果的なリスク回避手段となりうる」と述べた。

ここに個人投資家だけでなく機関投資家も仮想貨幣市場に着実に流入し、価格上昇に加担しているとみられる。

専門家らは、ビットコインの価格上昇傾向が継続すると見ている。パスワード金融投資会社であるギャラクシーデジタルホールディングスのマイクノボグラーツ代表は、ブルームバーグとのインタビューで「市場に流動性があふれているため、ビットコインが年内に10万ドルを突破しても全く不思議ではない」と予想した。