中国は、新疆ウイグル地域で「人種虐殺」が行なわれているという米国の主張に対して「証拠を提示せよ」と反発した(画像提供:wowkorea)
中国は、新疆ウイグル地域で「人種虐殺」が行なわれているという米国の主張に対して「証拠を提示せよ」と反発した(画像提供:wowkorea)
中国は、新疆ウイグル地域で「人種虐殺(ジェノサイド)」が行なわれているという米国の主張に対して「証拠を提示せよ」と反発した。

中国外務省の報道官はきのう(10日)の定例会見で、この問題に対して「荒唐無稽なこと、この上ない」とし「事実と全く正反対だ」と反論した。

つづけて「全く話にならない流言飛語で、完全なるデマだ」とし「米国側がそのように言うのなら、証拠をまず提示せよ」と伝えた。

また「我々は、過去40年あまりで 中国新疆ウイグル族の人口が555万人から1200万人へと2倍以上も増加したと、何度も紹介してきた」とし「世の中に このような人種虐殺があるだろうか」と反論した。

この報道官は「米国の歴史を理解している人はわかるだろうが、米国が西漸運動(西部開拓)を通してインディアンを追いやったことで、インディアンの人口が1492年の500万人から20世紀初めには25万人へと95%も急減した」とし「言い換えれば、米国のインディアン人口は現在の20倍に達していた」と指摘した。

つづけて「人種虐殺という“帽子”は、もっと似合う人がかぶるべきだ」とし「米国が当然やるべきことは、まず自分たちに存在している人権問題に関心を持ち 改善することで、ウソや流言飛語に引っ張られたり、何かにつけて他国に後ろ指をさすことではない」と語った。

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