申賢榮、共に民主党議員(画像提供:wowkorea)
申賢榮、共に民主党議員(画像提供:wowkorea)
医師出身のシン・ヒョニョン(申賢榮)共に民主党議員が、チュ・ホヨン(朱豪英)国民の力院内代表によるアストラゼネカワクチン憂慮発言に対し、遺憾を表明し、内容を訂正した。

申議員は9日、自身のフェイスブックにこのような内容の書き込みを掲載した。申議員は「朱院内代表、コロナワクチンで政争をしたいのか」とし「既に国民も言論も、国民の力はコロナで政府と与党をどうやって傷付けてやろうかと悩んでいる党だということをみんな知っている」と主張した。

また「昨日、朱院内代表の『アストラゼネカワクチン接種は副作用が大きく、20代や30代の若者でも副作用は深刻と見られる』発言に遺憾を表明する。これを訂正しようと思う」と述べ、ワクチンの副作用に関する説明を付け加えた。

申議員は「すべてのワクチンには副作用が一部ある。軽微な症状からより深刻な副作用が発生する可能性がある」とし「当然な医学的現象であり、医師たちは常に接種前、接種者たちに説明をする。韓国政府は副作用に対して責任を負うとチョン・ウンギョン(鄭銀敬)疾病管理庁長も述べた」と指摘した。

ワクチンの副作用はすべてのワクチンに当てはまる事項であり、政府が安全性を保証するということだ。

続いて「副作用に関し、アストラゼネカワクチンを攻撃して、国民の力が得られる利得は何か」と問い返し「多くの専門家たちが今は安心して受けてもらえるよう率先垂範して接種に臨んでいる時だ」と強調した。

申議員は、アストラゼネカの他にファイザーとモデルナワクチンも副作用が発生するという点を指摘した。「海外資料を参考にすると、接種後の副反応は単にアストラゼネカだけではない」とし「よく知られている痛み、疲労感、筋肉痛、頭痛、悪寒、発熱など、すべてのコロナワクチンで既存のインフルエンザワクチンよりも副作用報告が多い」と説明した。

申議員は「これをもって、アストラゼネカワクチンは問題だ、20~30代に深刻な副作用が見られたとおっしゃるのは象の足だけをご覧になっている」と批判した。

申議員は、ワクチンの副作用を肯定的な免疫反応と見ることもできると説明した。申議員は感染学会長のユ・ジンホン感染内科教授が「(副反応は)抗原を迎える我々の体の免疫細胞が働きを始め、サイトカインなどの各種物質によって発生する。つまり、コロナの初期症状が何なのかシミュレーションしている」と述べた点に言及した。

申議員は「コロナ対応は、与野党が力を合わせて乗り越えなければならない難題」とし「国民の力も非難ばかりせず、一緒に力を貸して責任ある第1野党の姿を見せてくれることを心よりお願いする」という言葉で締めくくった。

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