ワシントンに到着した鄭恩甫氏=4日、ワシントン(聯合ニュース)
ワシントンに到着した鄭恩甫氏=4日、ワシントン(聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】韓国と米国は5日(米東部時間)、米ワシントンで2020年以降の在韓米軍駐留経費の韓国側負担を決める9回目の協議を開催した。 協議には韓国からは外交部の鄭恩甫(チョン・ウンボ)韓米防衛費分担交渉代表、米国から国務省のダーナ・ウェルトン防衛費分担交渉代表がそれぞれ首席代表として出席した。8回目の協議は先月、テレビ会議の形式で開かれ、対面での協議は昨年3月にロサンゼルスで開かれた7回目の協議以来となる。 鄭氏は4日、今回の協議について、「原則的な側面から大部分の争点が解消されるよう努力する」と述べ、早期妥結への意欲を示した。 両国は昨年3月、20年の韓国側負担額を19年の1兆389億ウォン(約1000億円)から約13%引き上げる案に暫定合意したが、当時のトランプ米大統領が拒否したため、最終合意に至らなかった。 現在、韓国側は13%の引き上げが限度という立場で、米側と大きな隔たりはないようだ。
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