米国の一部の州が、マスク着用の義務化など連邦政府の防疫措置規制を撤廃するとしたことで、バイデン米大統領がついに激怒した(画像提供:wowkorea)
米国の一部の州が、マスク着用の義務化など連邦政府の防疫措置規制を撤廃するとしたことで、バイデン米大統領がついに激怒した(画像提供:wowkorea)
テキサス・ミシシッピーなど、野党である共和党所属の州知事のいる米国の一部の州が最近、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の拡大と一日の新規感染者の規模の減少などを理由に、マスク着用の義務化など連邦政府の防疫措置規制を撤廃するとしたことで、ジョー・バイデン米大統領がついに激怒した。新型コロナ克服を最優先の国政課題としているだけに、これらの州の行動を許さないという意志を示したものとみられる。マスク着用の義務化は、バイデン大統領が去る1月20日の就任初日に発動した「第1号 行政命令」である。

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3日(現地時間)ニューヨークタイムズ(NYT)などのメディアによると、バイデン大統領はこの日 ホワイトハウスで取材陣たちに「我々は人々にワクチンを接種しているため、この疾病の性格を根本的に変化されることのできる転換点に立っている」とし「全ての人が、今までマスクが変化を作っていたことを、わかってくれたらと思う」と語った。加えて「我々に必要のないものは『全ての事はもう大丈夫なので、すべて忘れてマスクをとってもいい』というネアンデルタール人的な思考だ」として、一部の州の行動を 旧石器時代の原始的思考だと遠まわしに指摘した。バイデン大統領は「科学にしたがうことは、とても重要だ」と4度にわたって強調したのち「くそっ、一部の選出職の官僚たちも このことをわかってくれたらいいのに!」と強調した。

このことについて 米ホワイトハウスも「パンデミックに対して 科学を無視する政治指導者たちによって、国全体が その代価を支払ってきた」として、州知事たちに対して当局の指針を順守するよう求めた。

テキサス州知事とミシシッピー州知事は前日(2日)、マスク着用の義務化を廃止し、全ての事業場・店舗に 定員100%まで客を入れ営業してもいいと、電撃発表をしている。

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