新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける医療従事者(光州・全羅南道写真記者団)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける医療従事者(光州・全羅南道写真記者団)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国食品医薬品安全処は5日、外部専門家を含めた最終点検委員会を開き、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、臨床試験の最終結果報告書を提出する条件付きで満16歳以上を対象に品目許可を行うと発表した。

 

 同委員会はこれに先立ち2回実施した専門家の諮問結果と同様、ファイザーのワクチンは95%と十分な予防効果があると判断した。米国などで実施した臨床試験の結果、新型コロナウイルスの感染が確認された人はワクチンの接種を受けた1万8198人のうち8人、接種を受けていない1万8325人のうち162人だった。

 接種対象は2回の諮問会議の勧告と同様、「満16~17歳の青少年と成人」と決まった。

 臨床試験が満16歳以上を対象に行われ、青少年の免疫反応が成人と変わらないと判断されたためだ。米国、欧州、英国、日本など多くの国でも満16歳以上を対象に許可している。

 ただ、韓国防疫当局は満18歳未満をワクチン接種の対象から除外しており、16~17歳を接種対象とするかは食品医薬品安全処の許可を反映した疾病管理庁予防接種専門委員会の審議で決定される。


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