中央災難安全対策本部の会議で発言する丁首相=3日、ソウル(聯合ニュース)
中央災難安全対策本部の会議で発言する丁首相=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は3日、新型コロナウイルス感染症対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、英アストラゼネカのワクチンについて、「高齢層にも効果があるという新しい研究結果が公開された」とし、高齢者への接種を検討するよう指示した。

 また、「ドイツも65歳以上に接種を拡大することを検討しており、フランスは74歳まで拡大した」として、「韓国は65歳以上へのアストラゼネカのワクチン接種を見合わせているが、各国の政策に変化があるため、専門家の意見を集めてほしい」と述べた。

 一方、丁首相はラジオ番組に出演し、「11月までに集団免疫を獲得するというスケジュールに支障はない」と表明。国内企業が生産した特殊注射器に関しては「米国、日本にも輸出される見通しだ」と伝えた。


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