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イ長官はこの日、チェ・ジョンユン「共に民主党」議員と国会議員46人が共同で開催した討論会での祝辞を通じてこのように述べた。
彼は「昨年に続き、人道的協力と関連した制裁免除手続きがさらに改善され、1年間の計画を中心に包括的承認の道が開かれることを希望する」と強調した。
昨年11月、国連の対北制裁委員会は緊急人道支援に対する制裁免除手続きを部分的に改善した。免除の有効期間を6か月から9か月に延長し、免除物品の運送回数を1回から3回に増やした。
このような結果が、政府と民間団体の努力のおかげだったとし、今後1年間も制裁免除手続き改善のために努力するというのがイ長官の説明だ。
また、イ長官は新型コロナウイルスの状況について言及し、「最も急を要する新型コロナウイルス防疫協力を皮切りに、南北関係の突破口を切り開いていきたい」とし、「これを土台に私たちの暮らしと密接につながっている保健医療、災害、そして気候環境分野など包括的な人道交流協力にまで拡大し、朝鮮半島の生命・安全共同体の基盤を構築していく」と明らかにした。
さらに「新型コロナウイルス防疫のような人道主義的事案に対しては、制裁の柔軟な適用が必要だということに国際社会も共感を形成している」と改めて強調した。
一方、イ長官はこの席で北朝鮮の反応も求めた。
イ長官は「残されたのは北朝鮮の反応だ」とし「北朝鮮が新型コロナウイルス防疫協力から始まり、保健医療協力全般に拡大する朝鮮半島の生命・安全共同体建設の道へ1日も早く出てほしい」と述べた。
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