北朝鮮は去る28日、対外宣伝メディアのホームページを通じて「金正恩労働党総書記の偉人伝」を公開した(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は去る28日、対外宣伝メディアのホームページを通じて「金正恩労働党総書記の偉人伝」を公開した(画像提供:wowkorea)
北朝鮮はきのう(28日)、対外宣伝メディア“わが民族同士”のホームページを通じて「偉人と強国時代」というタイトルの図書を公開した。これは 事実上の“キム・ジョンウン(金正恩)偉人伝”として、キム労働党総書記による政権10年間の国防・外交をはじめとした経済・社会・文化分野での成果が綴られている。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

この本は ピョンヤン(平壌)出版社が昨年12月30日に発刊したもので、およそ計620ページ、7つの章で構成されている。このうち 核武力を誇示した「核には核を」という章題が注目されるが、これは 去る2016年の水素爆弾実験とその翌年の大陸間弾道ミサイル(ICBM)装着用水素爆弾実験について説明されたもので、それとは別に ICBM“火星14型”と“火星15型”の発射実験についても綴られている。

また この本には「敵対勢力たちとは 力と力によってのみ、核に対しては正義の核抑制力でのみ通じることができる」とし「強威力の核武力によって、米国の一方的な核脅威の歴史を終わらせなければならない」という内容が書かれていて、これがキム総書記の信条だと強調している。

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