国民の力「与党はソウル市長候補の公認を撤回せよ」=韓国(画像提供:wowkorea)
国民の力「与党はソウル市長候補の公認を撤回せよ」=韓国(画像提供:wowkorea)
国民の力は、韓国の与党である共に民主党がソウル市長補欠選挙の候補公認を確定したことについて、直ちに撤回するよう求めた。

国民の力中央および17の市・道の次世代女性委員会は2日午後2時、ソウル市ヨイド(汝矣島)にある共に民主党本部前で、共に民主党のソウル市長候補公認確定を糾弾する記者会見を開き、このように明らかにした。

出席者らは共に民主党所属の人物がこれまで犯してきたセクハラ疑惑や各種女性を卑下する発言を集めたパネルに‘退場’を意味するレッドカードを貼り付けるパフォーマンスを見せた後、共に民主党の補欠選挙候補者公認を糾弾する声明を朗読した。

委員会は「昨年7月、我々はみな大きな衝撃を受けた。大韓民国の首都ソウル市を導く市長が常習的かつ持続的にセクハラを行ってきたという事実が水面上で明らかになった」とし「昨年11月には再び憤った。公党の責任意識は影も形もなく、与党は党憲を改正して公認の強行を確定した」と説明した。

共に民主党が被害者と国民に対する最小限の道理も守らずに、ソウル市長候補を必ず確定しようとするのは、被害者に対する3次加害であり、傲慢と独善の決定版だというのが委員会側の主張だ。

委員会はまた、今回の補欠選挙が共に民主党を審判する選挙にならなければならないと強調した。

委員会は「今回の選挙の意味はそれゆえ、とても明確だ」とし「権力型性犯罪の連帯責任を負うべきなのに、ずうずうしくも候補を出した政党、そればかりか今も権力に酔って2次加害に明け暮れる政党、コロナで大変な国民に数百億ウォンの選挙血税まで押し付ける政党に厳しい警告を送る選挙にならなければならない」とした。

続いて「そして一点の疑惑も残らないように事件の真実を明らかにして加害者を厳罰し、二度とこの地に権力型性犯罪が起きないよう根絶する選挙にならなければならない」とし「共に民主党に一抹の良心があるなら、被害者に対する3次加害を直ちに中断せよ。共に民主党は権力型性犯罪の連帯責任を取り、今からでも候補公認を直ちに撤回せよ」と迫った。

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