最小残余型(LDS)注射器を使って、1バイアルから1人分が追加で出た場合、現場で接種できるという従来の案内は、現場のワクチン保有量や予想外の接種人数の増減などによる状況に対応できるよう、例外を設けた程度だという説明だ。
チョン・ウンギョン疾病庁長は1日、定例ブリーフィングで「もともと許可された内容と使用法に従って原則通りに接種するのが正しいと判断される」とし「不確実性を持って、無理に接種量を増やすことを原則的、義務的にする計画はないという話を改めてする」と述べた。
現在、平均的にアストラゼネカのワクチンは1瓶当たり10人、ファイザーのワクチンは1瓶当たり6人が接種できる。1人用注射器に充填された状態ではないため、薬瓶から注射器で薬物を抜く過程を経る。この過程で1人当たりの許可事項で定められた用量以外に残余量が薬瓶に残る。
特に、LDS注射器は他の注射器と異なり、このような残余量が多く残ることがある。これに対して疾病庁は、1瓶内の残余量が1人の投与分に及ぶ場合、現場の判断の下で接種に使用することもできるよう、現場に案内する公文書を送った。
しかし、このような公文書の内容に対する解釈をめぐり、一部では混乱が生じた。LDS注射器を使えば、画一的に既存に予想した人数より1人分多く接種できるという誤解が生じた。だが、これは事実ではないことが明らかになった。
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