韓国食薬処・中央薬審、ファイザーワクチンに許可勧告…「高校生も接種可能」(画像提供:wowkorea)
韓国食薬処・中央薬審、ファイザーワクチンに許可勧告…「高校生も接種可能」(画像提供:wowkorea)
食品医薬品安全処(食薬処)の諮問機関である中央薬事審議委員会(中央薬審)が、米国製薬会社ファイザーの新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」に対し、品目許可を勧告した。予防効果率は約95%と、効果が十分で安全性も問題がないと判断された。

許可勧告年齢は今月22日に食薬処の検証諮問団が勧告した満16歳以上と同様だ。従って高校生から接種が可能だという。

食薬処は新型コロナウイルスワクチンおよび治療剤の許可審査のため、3つの諮問過程である「検証諮問団→中央薬事審議委員会→最終点検委員会」を経ている。

今後、最終点検委員会でも同じ結論が下されれば、ファイザーワクチンは公式的に満16歳以上から接種が可能になる。ただ、実際の接種計画は疾病管理庁の予防接種専門委員会で立てられる。

食薬処のイ・ドンヒ食品医薬品安全評価院長は26日、ファイザーワクチンの中央薬事審議委員会の諮問結果会見で、「中央薬審は、ファイザーワクチンの新型コロナウイルス予防目的の必要性が認められ、検証諮問団の諮問結果を総合すると、品目許可を行うことができるものと諮問した」と明らかにした。

イ院長は、「16歳以上を含む臨床結果で確認した予防効果をもとに、申請効能・効果と同一に16歳以上を対象に許可するのが妥当だとの意見が出た」と付け加えた。

安全性も許容できる水準と判断された。ただ、アナフィラキシーショックを含む過敏症既往力(過去の病歴)がある人に対しては、投与後に綿密な観察が必要だとの意見が集められた。

イ院長は、「今後追加の提出資料を検討した後、最終点検委員会を開催し許可の可否を最終決定する」と話した。
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