「医療機関が医療事故の立証責任」チョン議員が法案発議=韓国(提供:news1)
「医療機関が医療事故の立証責任」チョン議員が法案発議=韓国(提供:news1)
チョン・チョンレ共に民主党議員が25日、医療事故が発生した場合は医療機関がこれに対する立証責任を負うという内容の法案を代表発議した。

この日、国会議案情報システムによると、チョン議員をはじめとする10人の民主党議員たちは、上記のような内容を盛り込んだ医療事故被害救済と医療紛争調整等に関する法律の一部改正法律案を発議した。

改正案によると、保健医療機関開設者は保健医療機関の保健医療従事者が医療技術を行う過程で発生した医療事故で患者が生命・身体及び財産上の被害を被った場合、これを賠償する責任を負う。
保健医療機関開設者と医療従事者が注意義務を尽くし、間違いがないことを自ら証明したときは、賠償責任を免れるようにした。また、医療事故が患者の故意による場合も賠償責任を免れる。
改正案は、医療行為が専門的で閉鎖的であるという特性上、過失の因果関係を明らかにすることは非常に難しく、その被害を立証することは事実上不可能であるという点を、法案発議の背景として説明した。

特に争点となるカルテを確保しても用語、材料解析、判読など全ての要素が高度に専門化され、一般人が専門家である医師を相手に過失を立証することは現実的に難しいという点も改正案発議の主な理由だ。
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