韓米合同軍事演習(イラスト)=(聯合ニュース)
韓米合同軍事演習(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の夫勝チャン(プ・スンチャン)報道官は25日の定例会見で、米国との合同軍事演習について、「新型コロナウイルス感染状況などを総合的に考慮し、実施案を緊密に協議している」とした上で、「前半期の指揮所訓練の時期、内容などは最終的に確定していない」と明らかにした。

 韓国と米国は指揮所訓練を3月9~18日に実施する方向で調整しているもようだ。

 韓国側は米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管に向け、韓国軍主導で創設予定の「未来連合軍司令部」の完全運用能力(FOC)の検証を実施したい考えだが、米側はFOCの検証よりは常時戦闘態勢と合同対応態勢の点検に注力する方針とされる。

 韓国軍の消息筋は「米側は米軍のワクチン接種状況などを考慮し、前半期の演習をなるべく正常な規模で実施したい立場」と伝えた。


Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40