サムスンSDI、ハンガリーのバッテリー工場拡充…7億ユーロ投資=韓国(画像提供:wowkorea)
サムスンSDI、ハンガリーのバッテリー工場拡充…7億ユーロ投資=韓国(画像提供:wowkorea)
サムスンSDIが、ハンガリーにあるバッテリー(二次電池)工場の生産能力(CAPA)を拡充し、急成長する欧州での電気自動車市場の攻略に乗り出す。

サムスンSDIは、完全子会社であるハンガリー法人(Samsung SDI Hungary Zrt.)が、施設資金を調達するために、3億ユーロ(約384億円)規模の株主割当有償増資を行うことにしたと、23日公示した。

また、サムスンSDIは、4億ユーロ(約512億円)規模を長期借入することにしたハンガリー法人に、債務保証を決定したと公示した。これらの資金の一部は、運営や借り換えなどに使われるが、そのほとんどが施設資金に投資される予定だ。

サムスンSDIのハンガリー法人が、7億ユーロ(約895億円)規模の資金を集めた背景には、バッテリー工場の増設がある。サムスンSDIは、ハンガリーのゴッドを生産基地として、2018年からバッテリーを量産し、欧州における電気自動車の需要に対応している。

今回の増設投資によって、ハンガリー工場の生産能力は、40GWh半ばから後半程度に増えるものと予想される。
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