北朝鮮は昨年1月から国境を封鎖している(イラスト)=(聯合ニュース)
北朝鮮は昨年1月から国境を封鎖している(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】国連世界食糧計画(WFP)は23日、ホームページに掲載した資料で、今年も北朝鮮の国境封鎖が続き食糧の搬入ができなければ、北朝鮮への支援活動そのものが一時中断する可能性があると指摘した。 北朝鮮は新型コロナウイルスの流入を防ぐため、昨年1月から国境を封鎖している。これにより食糧の搬入が難しくなっており、北朝鮮に派遣された国際機関職員らの平壌の外への移動も制限されている。 一方、韓国統一部は昨年、WFPによる北朝鮮の乳幼児・女性支援事業に1000万ドル(約10億5000万円)を拠出することを決定したが、この事業も同じ理由で実施が滞っている。 同部の当局者によると、WFPは支援物資の購入などの準備を進めてきたが、北朝鮮内の物資の移動が難しく、国際基準に見合ったモニタリングも困難なため、事業のスケジュールを調整しているという。
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