WHO新型コロナ起源調査チームが去る9日、中国武漢で記者会見を開いている様子(画像提供:wowkorea)
WHO新型コロナ起源調査チームが去る9日、中国武漢で記者会見を開いている様子(画像提供:wowkorea)
中国武漢で実施した調査が不足であったという指摘が出ている中、WHO(世界保健機関)の新型コロナウイルス起源調査チームは 中国の初の感染者に関する追跡調査を勧告するだろうという見方が出ている。

米CNN放送は21日(現地時間)、調査チームは 去る2019年12月8日に最初の新型コロナによる感染者が報告された40代男性に関する追跡調査がなされていないとして、広範囲の追加調査が必要だと指摘したことを、関係者から引用し報道した。

事務職であった最初の感染者には 外国への渡航歴がなく、妻と子供と一緒に住んでいた。多くの人々が集まるスポーツ活動などはせず、趣味はインターネットサーフィンであった。問題は この男性の親が華南の水産市場のように野生動物を販売している、武漢とは別の市場を訪れていたという点である。

WHO調査チームに参加した米国の専門家ピーター・ダザック氏は、この市場で新型コロナに感染した動物や商品を販売していた可能性があると推測している。武漢とは違う市場でも、野生動物を販売していたという陳述も出ている。

ダザック氏は、中国の科学者たちが最初の感染者の親が陰性判定を受けていたと伝えたが「武漢で新型コロナが拡散したことを理解しなければならないため、追跡調査をすることには価値がある」と強調した。

CNNは、調査チームが 発病初期に新型コロナ患者が多く発生した華南水産市場の供給網に対する調査も求めるだろうと伝えた。武漢で初の患者が発生する前に、農場地域で感染症が発生した可能性を調べるためである。

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