新型コロナ予防接種センター、2月中に5か所設置=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナ予防接種センター、2月中に5か所設置=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスのワクチン予防接種センターが中央1か所、圏域3か所、地域1か所の計5か所が2月中に設置される予定だ。また、新型コロナウイルスのワクチンの導入時期や物量を考慮し、地域予防接種センターは250か所まで段階的に拡大される。

 予防接種センターは超低温冷蔵庫を備え、低温保管が必要なmRNAワクチンの安全かつ迅速な接種のため、前処理技術の訓練を受けた人材が投入される。国内に導入される新型コロナウイルスワクチンのうち、ファイザーとモデルナで開発したワクチンはmRNAワクチンで、それぞれ零下70度と零下20度の低温で保管しなければならないためだ。

 疾病管理庁は18日、ファイザーのワクチン初期物量5万8500人分の接種および地域予防接種センターの標準モデル開発などのため、中央および圏域予防接種センター4か所と大邱地域予防接種センター1か所の計5か所が2月中に設置、または設置される予定だと発表した。

 すでに、圏域と接近性および接種人数を考慮し、去る15日に圏域別に感染症専門病院3か所に圏域予防接種センターの設置を完了。また、2月1日には国立中央医療院にも中央予防接種センターが設置された。続いて今月中に啓明大学大邱東山病院に残りの地域予防接種センターが設置される予定だ。

 疾病管理庁は、今後導入されるファイザーのワクチンに備えて、3月中に市道別に1か所、キョンギ(京畿)2か所など、地域予防接種センター17か所を追加で設置する。残りの全国の市・郡・区の約232か所の地域予防接種センターはワクチン導入量や時期などを考慮し、段階的に設置・運営される予定だ。

 これに関連して、行政安全部と疾病管理庁は予防接種センターの円滑な確保のため、2月18日から24日まで、産業部や消防庁など関係省庁および市・道と合同で、3月までに設置する地域予防接種センター18か所を点検する予定である。

 政府-自治体合同点検団はこの18地域の予防接種センターが設置される室内体育館などの施設について、電力供給や消防設備、換気施設などを点検し、現場で自治体の苦情や建議事項を共に分かち合い、解決策を模索する計画だ。

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