養子虐待死「ジョンインちゃん事件」、出動した警察官5人全員に重懲戒=韓国(画像提供:wowkorea)
養子虐待死「ジョンインちゃん事件」、出動した警察官5人全員に重懲戒=韓国(画像提供:wowkorea)
養子のジョンインちゃんが養父母の虐待により死亡した事件と関連し、手抜き捜査と批判された警察官が全員、重懲戒を受けた。

警察は8日、ジョンインちゃんが虐待を受けた当時に3度の通報を受け出動した警察官5人(捜査チーム3人、虐待予防警察官2人)を対象に懲戒委員会を開き、全員に重懲戒処分を下したと、10日明らかにした。

警察は関連法令を根拠に細部的な懲戒内容について公開しなかったが、全員が停職3か月の処分を受けたものと伝えられた。これは停職処分の最高水準の懲戒だ。

ソウル警察庁は、「公正な視覚から審議が行われるよう教授、弁護士などの外部委員を過半数に懲戒委員会を構成し、すべて厳重措置(重懲戒)を下した」と明らかにした。

警察はこれに先立ち、事件を担当した警察官5人を懲戒委員会に回付し、残りの7人には「注意」と「警告」などの軽懲戒処分を下したため、「手ぬるい処罰」との批判を受けていた。

昨年1月に養父母から養子に迎えられたジョンインちゃんは持続的に虐待を受け、生後16か月になった10月に病院で死亡した。

ジョンインちゃんが養子になってから3度も児童虐待の通報があったが、そのたびに警察と児童保護機関は証拠がないとの理由から子どもを父母に返したことで大きな問題となった。
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