ナ・ソンウン疾病管理庁次長は3日、「COVAX‐ファイザー製ワクチンの特例輸入検討結果」の会見で「ファイザーは他のワクチンとは異なり、16歳以上との許可が出ている状況であるが、我々は、一度に集団接種をするため、まずは18歳以上とする」と述べた。
ファイザーワクチンは、2件の臨床試験で、満16歳以上の2万1744人を対象に安全性を確認した。効果性の臨床第3相対象年齢の場合、米国、ブラジルなど6カ国、12歳以上4万4000人で、16〜18歳以上の年齢の投薬効果を立証した。
これにより、今回の特例輸入審査で専門諮問委員は、これらの臨床試験の結果について、すべての国で16歳以上を含む点などを考慮し、16歳以上とすることが妥当との意見を示した。
しかし食薬処と疾病庁は、国内の場合ワクチンの選択権がなく、量に制限であるため、ファイザーワクチンの接種も18歳以上とした。ファイザーワクチン以外の他の海外ワクチンの場合、16歳の年齢の効果と安全性の根拠がまだ出されていない状況である。
ナ・ソンウン次長は「今回の特例輸入ワクチン接種の対象が、医療従事者だという点を考えると、16歳以下の接種対象は国内にはない」とし「今後、他のワクチンの(該当年齢)の臨床に基づいて拡大する案を議論すること」と述べた。
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