コロナ禍前の仁川空港の出国ゲート(左)と発生後の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
コロナ禍前の仁川空港の出国ゲート(左)と発生後の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統計庁によると、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)に見舞われた2020年の国内15空港の利用者は過去最高を記録した前年と比べ58.8%減の計6502万7063人だった。マイナスはリーマン・ショックが発生した08年(前年比1.7%減)以来、12年ぶり。 国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認された1月は前年同月比微増の1345万302人だったが、2月は706万人に急減。流行の「第1波」が本格化した3月は200万人台に落ち込んだ。4月は前年同月の2割水準となる257万人まで減少し、月間最低を記録した。感染者が減少した7、8月はソウルなどから済州島を訪問するリゾート客が増加したこともあり500万人台まで盛り返したが、流行「第2波」の影響で9月は392万人に減少し、「第3波」のあおりを受けた12月は368万人にとどまった。 昨年、最も利用者が多かった空港は済州空港(2105万人)で、2位は金浦空港(1745万人)。仁川空港は海外旅行客急減の影響を受け、前年の6分の1水準の1205万人だった。
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