韓国世論調査「新型コロナワクチン接種の意向」(画像提供:wowkorea)
韓国世論調査「新型コロナワクチン接種の意向」(画像提供:wowkorea)
韓国では 国民10人中7人ほどが、来月から導入される新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種する意向があることがわかった。また 与党の支持層が野党の支持層より、ワクチン接種により積極的であるという調査結果が出た。

韓国世論調査企業“エムブレインパブリック”が去る25日から26日、韓国内 満18歳以上の男女1008人を対象に実施し、今日(27日)公開した調査結果によると、「ワクチン接種対象となれば、接種する意向があるか」という質問に、「接種の意向がある」という回答は71.6%に達した。具体的には「必ず接種する」が34.4%、「ある程度接種する意向がある」が37.2%であった。

一方 「別に接種する意向はない」が17.0%、「全く接種する意向がない」が9.5%となり、「接種する意向はない」という回答は26.5%にとどまった。

「接種の意向がある」という回答(71.6%)が「接種の意向がない」という回答(26.5%)を大きく上回った結果となったが、これは 英国・米国など先にワクチン接種を始めた国々で一部 副作用が報告されている中、多くの国民はワクチンの安全性を信頼しているものと分析される。

韓国政府は明日(28日)、新型コロナワクチンの予防接種計画を発表し、来月からワクチン接種を始める予定である。

年齢別では60代以上(79.2%)でワクチン接種の意向が最も高かった。つづいて40代(76.1%)、50代(69.3%)、30代(65.3%)、20代(62.7%)の順となった。

地域別では ほとんどの所で70%から75%の間の割合で、ワクチン接種の意向があった。

支持政党別では 与党の支持層でワクチン接種により積極的であった。“開かれた民主党”(84.6%)と“共に民主党”(78.9%)の支持層は、野党“国民の力”(70.1%)や“国民の党”(62.2%)の支持層よりワクチンを接種するという回答が多かった。

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