成人用人形の輸入妨害は不当、税関長を相手に訴訟提起の輸入会社が勝訴=韓国(画像提供:wowkorea)
成人用人形の輸入妨害は不当、税関長を相手に訴訟提起の輸入会社が勝訴=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で、成人用人形の輸入を妨害する措置は不当だと裁判所が判断した。

 ソウル行政裁判所は、A社が金浦空港税関長を相手取り起こした「輸入通関保留処分取り消し」請求訴訟で原告勝訴の判決を下したと25日、明らかにした。

 A社は中国にある企業から成人用人形を輸入しようと金浦空港税関長に輸入申告した。しかし、税関長は昨年2月、この製品が関税法234条1号に規定された「風俗を乱す製品」に該当するとして、輸入通関を保留とした。

 処分を不服としたA社は関税庁長に審査請求をしたが、受取拒否された。これにA社が行政訴訟を提起したところ裁判所は「風俗を乱す製品」に該当すると見ることはできないとして、A社勝訴の判決を下した。

 裁判所は「姿が低俗で乱れた雰囲気を与えるが、これを超えて人の尊厳性と価値を深刻に毀損、歪曲したと評価できるほどに露骨な方法によって性的部位や行為を赤裸々に表現または描写したと見ることはできない」と説明した。
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