「公捜処」きょう(21日)発足…キム・ジヌク処長就任=韓国(画像提供:wowkorea)
「公捜処」きょう(21日)発足…キム・ジヌク処長就任=韓国(画像提供:wowkorea)
高位公職者の腐敗犯罪を捜査する高位公職者犯罪捜査処(公捜処)が21日、正式に発足する。

21日公捜処設立準備団によると、キム・ジヌク公捜処長はこの日午前中に青瓦台(チョンワデ、大統領府)で任命状を受け取り、3年間の任期に就く。

キム処長はこの日から公捜処次長任命などの人選をはじめ、公捜処の本格的な始動のための準備に拍車をかけるものとみられる。

公捜処は高位公職者及びその家族の不正を重点的に捜査・起訴する独立機関だ。

捜査対象には、大統領・国会議員・最高裁判所長、及び最高裁判所裁判官・憲法裁判所長、及び憲法裁判所裁判官・3級以上の公務員・判事、及び検事・検察総長・警務官以上の警察が含まれる。

その中でも、最高裁判所長及び最高裁判所裁判官・検察総長・判事、及び検事・警務官以上の警察は、公捜処が直接起訴し公訴の維持を行うことができ、検察へのけん制が可能だ。

対象犯罪は、△職務遺棄、△職権濫用、△被疑事実公表、△公務上秘密漏洩、△選挙妨害、△賄賂授受、△斡旋収賄、△公文書偽造、△虚偽公文書作成、△偽造公文書行使、△横領、△背任、△弁護士法違反、△政治資金法違反だ。

処長と次長を含む捜査処検事25人、捜査処捜査官40人、行政事務処理職員20人で構成される。
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