韓国ソウル市の電気バスで、頻繁にアクシデントが発生している(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市の電気バスで、頻繁にアクシデントが発生している(画像提供:wowkorea)
韓国のソウル市内を走る300台あまりの電気バスで、頻繁にアクシデントが発生している。毎日 直接バスを運転している運転手たちは困っているが、実際にソウル市では これらの実態がきちんと把握されていない状況である。

今日(16日)ソウル市によると、現在 300台あまりの電気バスが運行中である。温室ガス排出量の削減・グリーン・モビリティ活性化のために、電気バスを拡大導入している。

しかし エンジンが止まるなどの安全問題が次々と発生していることから、人命被害へとつながる恐れがあるという現場の懸念が大きくなっている。車道の真ん中で突然 車両が止まれば、大きな事故へとつながる可能性があるからだ。

特に 電気バスの運転手たちは、鉄道車両メーカー“ウジン(宇進)産電”のバスで、「エンジン停止」現象が繰り返し起きていると指摘した。

韓国総合ニュース通信社“ニュース1”が最近したインタビューで ある電気バス運転手は「去る9月から電気バスを運転しているが、一日に多くて4回も“エンジン停止”が起きる」とし「バス優先道路でエンジンが止まり、後ろのバスからクレームもたくさん受けた」と語った。

電気バスの運行中の欠陥は「エンジン停止」現象以外にもある。先の運転手は「乗客が乗り降りするドアも、きちんと作動しない時がある」とし「片方だけが閉まっていたり、信号停車中にドアが開いてしまうこともある」と指摘した。

更に「何日か前の寒い日には、運行中の電気バス8台のエンジンが凍ったことで運行を取りやめ、止まっていたことがある」とし「整備士が来るまで、震えながら待たねばならなかった」と語った。

他の製造メーカーの電気バスを運転している ある運転手は「バス内部の暖房装置がきちんと作動せず、自分も乗客も寒さに耐え クレームも受けた」と伝えた。

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