ソウル市内のウイルス検査所で待機する医療関係者=14日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル市内のウイルス検査所で待機する医療関係者=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は14日、首都圏に設置した新型コロナウイルスの臨時検査所について、運営期間を延長する予定と発表した。 運営する検査所の数や期間については、地方自治体との調整や、防疫対策「社会的距離の確保」のレベルなどを踏まえ、16日に発表する予定という。 防疫当局は昨年11月中旬以後、首都圏を中心に感染者が増加したことを受け、市中の隠れた感染者を先んじて見つけるために、流動人口が多い地域に臨時の検査所を設置した。 臨時検査所を巡っては、社会的距離の確保のレベルが首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)で上から2番目の第2.5段階、首都圏以外の地域で第2段階が維持される今月17日まで運営が延長されていた。 現在首都圏ではソウル市56カ所、京畿道75カ所、仁川市13カ所の計144カ所の臨時検査所が運営されている。 臨時検査所では症状の有無と関係なく、携帯電話の番号を提出すれば、誰でも匿名で検査を受けることができる。 先月14日以降現在までに首都圏の臨時検査所で行われた匿名の検査は計106万6949件で、このうち3171人が陽性判定を受けた。
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