トランプ、任期1週間残し「下院で2回目の弾劾」という汚名=韓国報道(画像提供:wowkorea)
トランプ、任期1週間残し「下院で2回目の弾劾」という汚名=韓国報道(画像提供:wowkorea)
米国下院がドナルド・トランプ大統領に対する弾劾訴追決議案を13日(現地時間)通過させた。

ロイター通信によると、この決議案は賛成232票、反対197票、棄権5票で通過した。

今月6日のトランプ大統領支持者による議事堂乱入事件の一週間後であり、任期は残りわずか7日である。

これによりトランプ大統領は、米国史上初めて下院で二回弾劾された大統領という不名誉を得ることとなった。

今回の弾劾訴追決議案は、一般的な刑事事件起訴に相当し、トランプ大統領に「内乱扇動」の容疑が適用された。

また今回の決議案は、トランプ大統領が民主主義体制を脅かし、権力の平和的な移譲を妨害し、大統領としての信頼を裏切ったと指摘した。

トランプ大統領に背を向けた共和党下院議員は10人だった。

CNBCによると、上院は19日召集される。トランプ大統領の任期満了日はその翌日だ。

ただしチャック・シューマー上院民主党院内代表は、ミッチー・メコナル上院共和党院内代表が緊急権限を利用し、議会をより迅速に招集できると主張している

弾劾裁判は上院の役割である。上院在籍議員100人のうち3分の2、すなわち67人以上の賛成で可決される。

ただしトランプ大統領の任期は今月20日までであり、裁判が開かれる場合は退任後になるだろうという展望だ。

上院の弾劾判決が出れば、トランプ大統領は公職から退くだけでなく、今後の大統領選への立候補ができなくなる可能性もある。

ただし、米国大統領の中退任後に上院弾劾審判を受けた人は一人もいない。
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