12日(現地時間)フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、複数の免疫学者や野党労働党は、ファイザー・バイオエンテックのワクチンとモデルナのワクチンの追加供給を模索しなければならないと主張した。
彼らは「アストラゼネカのワクチンが、集団免疫を形成させるほど十分な効果を出せないことが懸念される」と述べた。
オーストラリア医学協会 西オーストラリア州の会長であるアンドリュー・ミラー博士は「アストラゼネカは、他のワクチンと同じくらい立派だというデータが出るまでは、集団免疫を形成できない可能性があるというリスクが存在する」と述べた。
アストラゼネカが公開した第3相中間解析結果によると、平均予防効果は70.4%程度であった。ファイザーやモデルナのワクチンが90%台半ばの効能を示したことに比べれば低い数値である。
ミラー博士は、オーストラリア政府が英国と米国などとは異なり、新型コロナウイルスを効果的に制御してきただけに、国民の信頼を得るために最高のワクチンを導入しなければならないと強調した。
しかし、オーストラリア政府は、アストラゼネカのワクチン導入計画を撤回する計画はないという立場である。
ポール・ケリー豪州連邦主席医療官は「アストラゼネカのワクチンは効果的で安全であり、品質が良いワクチンである。2月に医薬当局が承認すれば、すぐに接種する」と明らかにした。
オーストラリア政府が確保したワクチンの中で最も比重が高いのはアストラゼネカ製品である。この製薬会社は、オーストラリアに5300万回分のワクチンを供給することで合意した。
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