新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける在韓米軍のエイブラムス司令官(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける在韓米軍のエイブラムス司令官(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】在韓米軍で勤務する韓国軍兵(KATUSA)が31日、韓国人として初めて新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた。在韓米軍司令部が同日、明らかにした。  在韓米軍は個人情報保護のため、接種を受けた兵士の名前や写真などは公開しない方針だが、ソウル南方・平沢の米軍基地にある病院に勤めるKATUSA約40人などが対象になったとみられる。 この前日、国防部は疾病管理庁などとの協議を経て、在韓米軍側に韓国人への接種を認める立場を伝えていた。  また、在韓米軍は米軍基地内の韓国国籍者全員を対象に接種希望の有無を調査しており、多くが接種を望んでいるという。 在韓米軍用のワクチンは今月25日に韓国に到着し、平沢の基地などで接種が始まった。 韓国国内ではワクチンの使用承認が下りていないことから、政府は自発的な接種とすることと接種を受けた人の名簿の提供を受けることを条件に韓国人への接種を認めた。
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