故朴元淳、元ソウル市長(画像提供:wowkorea)
故朴元淳、元ソウル市長(画像提供:wowkorea)
国民の力は、警察が最近、故パク・ウォンスン(朴元淳)元ソウル市長セクハラ事件の捜査を不起訴意見で警察に送致することにしたことに対して、30日「イ・ヨング(李龍九)法務部次官のタクシー運転手暴行事件に続き、政府・与党の人事に手抜きをした捜査だ」とし、キム・チャンニョン(金昌龍)警察庁長の辞任を求めた。

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国会行政安全委員会所属の国民の力の議員らはこの日、声明を出し「警察は朴元市長セクハラ事件の免罪符作成のため、5か月間引き延ばした」と主張し、このように明らかにした。

ソウル地方警察庁は前日(29日)午前、朴元市長の強制セクハラ容疑(業務上の威力などによるセクハラ)告訴事件を‘公訴権なし’と結論を下した。警察は、朴元市長が死亡した後も被害者と参考人を調査し、関連資料などを検討したが、事件関係者が死亡した場合の関連法規により、事件を不起訴意見で送致した。

警察は、朴元市長のセクハラを幇助したという嫌疑を受けたソ・ジョンヒョプ(徐正協)市長権限代行(当時:副市長)、キム・ウヨン(金宇榮)副市長、ムン・ミラン(文美蘭)元副市長に対しても、嫌疑を立証する証拠が不十分だとして不起訴意見で結論づけた。

国民の力行政安全委員会所属の議員らは「警察は政府・与党の顔色を伺いながら、権力型セクハラ捜査を続けてきた過去5か月間、被害者は2次、3次被害の中で苦しんでいる」とし「警察は実体的事実を究明するため、この5か月間一体どんな努力をしたのか」と批判した。

議員らは警察に「事件の実体を公開し、被害者の精神的被害を賠償せよ」とし「セクハラ幇助嫌疑の不十分な捜査を認め、警察庁長は政治的中立性を失い、権力に振り回された捜査をしたことに責任を負い、職から退け」と付け加えた。

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