「元ソウル市長被害者」の手紙が公開され…市民団体の要求に続き、署名活動も展開(画像提供:wowkorea)
「元ソウル市長被害者」の手紙が公開され…市民団体の要求に続き、署名活動も展開(画像提供:wowkorea)
故パク・ウォンスン(朴元淳)元ソウル市長のセクハラ事件被害者による直筆の手紙と実名が公開されて問題となっている中で28日、被害者と被害者支援団体だけでなく、朴元淳元市長のもとで働いていた人々や学生まで連帯して注目を集めている。

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これに先立ち、ミン・ギョングク元ソウル市人事企画秘書官は今月23日、SNSにA氏が朴元淳市長(当時)に宛てて書いた直筆の手紙3枚を公開した。その後、慶煕大学のキム・ミヌン教授がSNSに同じ写真を掲載する過程で、A氏の実名が露出した。

性暴力被害者の身元を当事者の同意なしに漏らすことは現行法違反だ。このことが問題になると、キム・ミヌン教授は写真を削除して、「実名の露出は故意ではなかった」と釈明した。

しかし、A氏側は24日、キム・ミヌン教授とミン・ギョングク元秘書官を警察に告訴した。

「ソウル市長威力性暴力事件共同行動(以下、共同行動)」もすぐに支援に出た。共同行動はこの日、ソウル市庁前で記者会見を開き、「ソ・ジョンヒョプ・ソウル市長権限代行が複数回にわたり被害者保護を明らかにしていただけに、すぐに直筆の手紙・実名流出について告発し、流出させた者を懲戒せよ」と要求した。

また、警察には被害者情報を流布した者に対する拘束捜査を、女性家族部にはソウル市の2次被害現場点検の実施と被害者の人権保障のためのすべての措置の施行などを要求した。

学生たちも行動に出た。キム・ミヌン教授の授業を受けたと明らかにした慶煕大学の学生2名が、「教授、性暴力被害者への2次加害はもうなくさなければなりません」というタイトルの声明を発表し、署名活動も展開されている。
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