中国がマカオ沖で韓国船舶を検査　「対北制裁とは無関係」＝韓国政府

【ソウル聯合ニュース】韓国籍の船舶１隻が今月中旬に海上で中国当局の検査を受けていたことが２４日、分かった。　韓国外交部によると、韓国籍の石油化学製品運搬船（９０００トン級）がこのほど、中国・マカオ沖の海上で中国当局から立ち入り検査を受けた。当時、この船舶には船長を含め韓国人の船員４人が乗っていた。　中国当局は国内法違反などの容疑で同船舶を調べたという。外交部の当局者はこの検査について、「対北（北朝鮮）制裁との関連性はないことが確認された」と伝えている。　同船舶は先週末に解放され、現在は韓国に帰航中とされる。政府は船舶の韓国到着後に具体的な経緯や事実関係をさらに詳しく確認する計画だ。