カナダ、韓国の対北ビラ禁止法めぐり「表現の自由・人権実現重要」

カナダの外交・領事・交易業務を担当するグローバル連携省が24日、「対北ビラ禁止法」について、「カナダは意思表現の自由が、繁栄する社会の礎と信じている」という立場を示した。

　同日、自由アジア放送（RFA）によると、グローバル連携省の報道官は対北ビラ禁止法に関する論評要請に「こうした意思表現の自由は社会内の人権実現のために重要だと信じている」とし、このように述べた。

　続けて「カナダは世界人権宣言、市民的及び政治的権利に関する国際規約をはじめとする国際人権条約に明示されているように、表現の自由を支持する」と強調した。

　また「カナダは朝鮮半島の平和と安保に専念しており、対話と外交だけが北朝鮮住民の安全と安定、経済的繁栄への唯一の道だと信じている」と説明した。