韓国・京畿地域の病床待ちコロナ患者454人…相当数が重症(画像提供:wowkorea)
韓国・京畿地域の病床待ちコロナ患者454人…相当数が重症(画像提供:wowkorea)
治療病床の割り当てができないキョンギ(京畿)地域の新型コロナウイルス感染者の相当数が重症であることがわかった。

これにより京畿道は病床の確保に最善を尽くす一方、現場の医療陣も不足しているとし、医療関係者らの自発的な参加を訴えた。

17日京畿道によると、この日午前0時基準で病床の割り当てができていない感染者は生活治療センター待機155人、病院待機299人などの454人で、このうちの相当数が医療機関の病床に配置されなければならない重症患者だ。

京畿道は、一般患者の治療病床は計10か所の病院に719床を確保し、現在の病床稼働率は84.1%で605床だ。重症患者の治療病床は49床のうち45床を使用中だ。

京畿道新型コロナウイルス緊急対応団のイム・スングァン共同団長はこの日午後の会見で、「今、病床不足の問題を特定の個人や特定の集団の責任として負わせるのは無意味な行為」だとし、「京畿道が保有している資源と人力を最大限に活用して病床を確保し、民間病院と協力し1日も早く病床を確保することが、苦しんでいる患者らのための最善の方策」だと強調した。

また、「実質的に感染者に必要なものは病床と医療陣による治療」だとし、「京畿道はこうした現場で共に働く医療人を募集している。支援を望む医療人は連絡してほしい」と付け加えた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 85