文大統領、バイデン氏に当選祝う書簡 「安保、経済、文化分野まで協力を期待」

ムン・ジェイン（文在寅）大統領は15日、米大統領選の選挙人投票でバイデン前副大統領が過半数の選挙人を獲得して勝利が確定したことを受け、祝電を送った。

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　大統領府（青瓦台）のカン・ミンソク報道官はこの日午後におこなわれたブリーフィングで、文大統領が書簡を通じて先月バイデン氏との電話会談をあげながら、米国の歴史上、最多得票で大統領に当選したことを改めて祝福したと明らかにした。

　この書簡で、文大統領は「米韓同盟の強化と両国関係の発展、朝鮮半島の非核化と恒久的な平和定着のために協力していくことを期待する」と伝えた。

　また「米韓同盟が朝鮮半島と域内の平和、平和繁栄の核心的な役割となり、これを基に米韓関係が安保はもちろん、経済や社会、そして文化の分野まで幅広く協力関係を構築してきた」と評価した上で「新型コロナウイルス、気候変動などグローバル懸案について共に対応を模索していきたい」と強調した。

　一方、文大統領はカミラ・ハリス氏にも次期副大統領就任を祝う書簡を別途で発送した。