1日の感染者が1000人に迫った状況で、このうち70%以上が集中した首都圏だけでも、全ての学校の登校授業を中止し、拡散を断つべきだという指摘が出ている。
疾病管理庁・中央防疫対策本部によると、12日の国内での1日の感染者は950人と、史上最も多く、今年2月29日(909人)以来287日ぶりだ。
海外流入を除けば928人だったが、首都圏だけで669人(72.1%)の感染者が発生した。
感染病専門家らの間では、首都圏感染病拡散の勢いを抑えるためには、各学校などの授業を中止する必要性があるという主張が出ている。
現在、キョンギド(京畿道)とインチョン(仁川)では、幼・小・中・高のいずれも3分の1以内で制限的な登校授業が行われている。
ソウルは、幼稚園と小学校だけ3分の1以内で登校授業を行い、高校は先月26日から、中学校は先月30日から全面リモート授業に切り替えた。
教育部は、首都圏の学校のリモート授業への転換は慎重に判断すべきだという立場を示している。
教育部の関係者は「今年8月の首都圏学校のリモート転換は、距離の置き方が細分化されていないときに先制措置したもの」とし「今は5段階に分かれているだけに、防疫当局レベルで議論が行われない限り、段階別登校案を維持する」と述べた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 82