スティーブン・ビーガン米国務省副長官兼対北政策特別代表(画像提供:wowkorea)
スティーブン・ビーガン米国務省副長官兼対北政策特別代表(画像提供:wowkorea)
来年のジョー・バイデン米国新政権の発足により、今の職位としては最後の訪韓となったスティーブン・ビーガン米国務省副長官兼対北政策特別代表は、これまでの2年間の北核協議を振り返りながら「非核化協議の再開」への提言を伝えた。

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ビーガン副長官はきのう(10日)ソウルのアサン(峨山)政策研究院(シンクタンク)で、“米国と朝鮮半島の未来”というテーマで講演をし「シンガポール米朝首脳合意の内容を進展させることには失敗したが、シンガポール合意の潜在力は依然として生きている」とし、北朝鮮に対して「持続的関与と困難な交渉は必要であるが、大きな補償のある真摯な外交をすることを願う」と提言した。

ビーガン副長官は講演で、幾度もドナルド・トランプ米大統領とキム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長による初めての結実である2018年6月12日のシンガポール合意の象徴性について言及し、「北核協議の継続」を強調した。

特に ビーガン副長官は北朝鮮に対して、対話のテーブルに復帰することを求め、来年1月に予定されている朝鮮労働党大会で「外交再開」のような肯定的なメッセージがなされることを期待していると伝えた。

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