韓国政府、「2030年 釜山世界博覧会」の誘致を公式発表…「ロシアと競うことに」

韓国の産業通商資源部（経済産業省に相当）はきのう（1日）、非対面方式で開かれた“博覧会国際事務局（BIE）”総会で、「2030年 プサン（釜山）世界博覧会」の誘致の意向を公式発表し、本格的な誘致準備に突入すると、今日（2日）伝えた。

博覧会国際事務局（BIE）は、1928年に締結された国際博覧会条約にしたがって博覧会の開催国を決定、開催国と参加国間の義務と権利規定など、国際博覧会をつかさどるために設立された国際機構である。

今回のBIE総会で、韓国産業通商資源部“釜山世界博覧会”誘致企画団のチョ・ヨンシン副団長は、韓国政府代表の立場で誘致の意向を表明し、世界博覧会開催の最適地としての釜山の魅力と釜山世界博覧会の未来ビジョンを提示した。

今回の総会には、韓国以外にもロシアがモスクワでの誘致の意志を公式発表した。