韓国大学教育履修率、OECD1位=雇用率33位、失業率28位(画像提供:wowkorea)
韓国大学教育履修率、OECD1位=雇用率33位、失業率28位(画像提供:wowkorea)
韓国における若者の大卒失業率順位は2019年に28位となり、10年前に比べて14ランク下落したことがわかった。

 一方、高等教育履修率は2009年から1位を維持。つまり、高い教育レベルであることは証明されたが、失業者は「多い」ことになる。

 韓国の全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院は1日、2009年から2019年までの10年間、OECD(経済協力開発機構)国家の若者(25~34歳)の高等教育履修率と雇用指標を分析した結果、OECD国家の平均(若者)大卒者実業率は2009年の6.1%から2019年の5.3%に0.8ポイント改善した。

 しかし、韓国の場合は5.0%から5.7%に0.7ポイント悪化したことがわかった。

 また、韓国における若者の高等教育履修率は、2009年の60.6%から2019年の69.8%に9.2ポイント上昇。OECD平均(8.6ポイント)より大きく上昇し、2009年以降OECDでは1位となっている。

 これに伴い、韓国の若者の大卒者雇用率もOECD37国の中で2009年の35位(73.9%)から2019年の33位(76.4%)と最下位レベルとなっている。

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