◇検事総長の職務停止命令 きょう執行停止を巡る審理 韓国の秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官が尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長に職務停止を命じたことを巡り、ソウル行政裁判所は30日午前、尹氏が申し立てた命令の執行停止を巡る審理を行う。裁判所の判断次第でどちらかが致命的な打撃を受けるとみられる。法曹界では裁判所が事案の緊急性や重大性を考慮し、審理の結論を30日か、遅くても翌日には出す可能性が高いとの見通しを示している。◇新型コロナワクチンの臨床試験に参加 3500人が署名 国家臨床試験支援財団によると、10日に開始した新型コロナウイルスの事前臨床試験の参加意向書に約3500人が署名した。同財団は新型コロナウイルスの治療薬とワクチン開発の重要性を知ってもらうとともに、臨床試験に対する肯定的な認識を広めるため、事前臨床試験の参加意向書を提出してもらうことにした。◇きょう全斗煥元大統領の判決公判 光州事件に絡む名誉毀損 韓国軍が市民らの民主化要求行動を弾圧した1980年の5・18民主化運動(光州事件)の際、軍がヘリコプターから市民に射撃したと証言した故人をうそつき呼ばわりしたとして死者に対する名誉毀損(きそん)の罪に問われた元大統領の全斗煥(チョン・ドゥファン)被告に対し、光州地裁が30日午後に判決を言い渡す。裁判は5・18民主化運動当時、国民に対する軍のヘリ射撃があったかどうかを改めて判断することから、個人を相手にした名誉毀損事件以上の意味を持つ。◇iPhone12の売れ行き好調 約1カ月で60万台 米アップルの新型スマホ「iPhone(アイフォーン)12」の韓国での売れ行きが好調だ。通信業界によると、先月30日に発売されたアイフォーン12の販売台数は約1カ月で50万台に達したもようだ。アイフォーンシリーズの販売台数の15~20%は通信キャリアではなく、ネット通販で自給制(端末のみを購入した消費者が通信会社の代理店で回線契約を行う制度)で販売されており、販売台数全体としては約60万台になるとみられる。
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