韓国外交部「福島汚染水処理、透明性のある情報公開・検証を強調」(画像提供:wowkorea)
韓国外交部「福島汚染水処理、透明性のある情報公開・検証を強調」(画像提供:wowkorea)
韓国の外交部(日本の外務省に相当)が日本の福島汚染水処理方式と関連し、透明性のある情報公開と検証の必要性を強調してきたと明らかにした。

外交部は24日、「韓国政府は、日本政府に対して汚染水処理に関する透明性のある情報公開と環境放出が避けられない場合、原子力の安全に対する国際基準の順守、客観的で透明性のある検証の必要性を継続的に強調してきた」と明らかにした。

外交部は「日本政府が現在として福島原発汚染水の処理方式と時期を決めていない」とし「今後も国際原子力機関(IAEA)などの国際機関と日本政府を含むすべての利害当事国と、この問題について緊密に議論していく予定」と説明した。

外交部当局者はこの日、福島原発汚染水放流検証団に韓国側の専門家を含めることを要求したのかという質問に「具体的な(韓国側の)要求内容をいちいち話すのは難しいが、透明で安全な方式で行わなければならないと話し続けており、IAEAや両国レベルでも疎通している」とだけ答えた。

日本政府は遅くとも来年に開催される東京オリンピックまでには、福島原発放射能汚染水の海洋放出計画を確定するものと予想される。

福島原発汚染水の海洋放出が公式決定される場合、再浄化設備を整えるだけで2年程度かかるものと予想される。福島原発運用会社である東京電力は、再浄化した汚染水を今後30年に渡って海に流す計画である。

しかし最近、福島第1原発周辺の地下水から自然に存在するレベル以上の三重水素が検出されたという報道が外信を通じて出るなど、日本政府が安全に汚染水を放出できるのかという疑惑が提起されている。

地域の漁業従事者など原発汚染水への懸念を提起する声も依然として大きい。そのため日本政府は、先月末に放出計画を確定しようとしたが、暫定延期した状態である。


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