去る20日 韓国大統領府で、“G20首脳TV会議”に参席し発言している文在寅 大統領(画像提供:wowkorea)
去る20日 韓国大統領府で、“G20首脳TV会議”に参席し発言している文在寅 大統領(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は今日(24日)、内部の参謀たちとの会議で「G7(主要7か国)体制は、全世界的問題を効率的に対応するのに多少 限界がある」と語ったと、青瓦台(韓国大統領府)の報道官が会見で伝えた。

文大統領の言及は、G7体制の限界を指摘し、G20(主要20か国)体制の強化やG7体制の拡張の必要性を強調したものとみられる。

青瓦台の報道官は「実際 今回のG20とAPEC(アジア太平洋経済協力)の首脳会議で、成果があった」と総評を語った。

報道官は「G20首脳会議で、議長国であるサウジアラビアから“韓国がどのように国境と地域封鎖措置なしに防疫と日常の共存をなしたのか、経済回復の効果を収めたのかを説明してほしいとお願いされた」という事実を紹介した。

また 報道官は「文大統領がG20首脳会議での発言を通して、国際連帯と協力を強調したことが、G20首脳宣言文の序文に反映された」として、文大統領が発言した様々な内容が、G20やAPECの宣言文に盛り込まれていることを説明した。

一方 青瓦台は、今回の首脳会議での残念な点として、2国間の会談がなかったことをあげた。青瓦台の関係者は「非対面の首脳会議であったため、本来 あるはずであった2国間会談ができなかったことは残念だ」と語った。

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