IAEA「北朝鮮が平壌近くのカンソンで核活動を持続」=RFA報道(画像提供:wowkorea)
IAEA「北朝鮮が平壌近くのカンソンで核活動を持続」=RFA報道(画像提供:wowkorea)
国際原子力機関(IAEA)は、北朝鮮がピョンヤン(平壌)近くのカンソン地域で核活動を行っているものと分析されると指摘した。

19日米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)によると、IAEAのグロッシ事務局長はオーストリアのウィーンで開かれた理事会後に記者らと会い、「当初われわれは(カンソンの核活動と関連し)慎重な立場を維持してきたが、分析を通じここが(核)活動が行われる場所だとみている」と明らかにした。

グロッシ事務局長は「IAEAは北朝鮮を観測した事案を精巧に分析するため努力しており、カンソンと関連した分析についても細部的に調整している」と述べた。

また、こうした分析が今後IAEAが北朝鮮を訪問した際に視察すべき施設を増やすことになるため、重要な事案だと強調した。

IAEAのハイノネン前事務次長は、「これはカンソンの施設がウラニウム濃縮施設であるか、ウラニウム濃縮が実際に起こりはしないが関連装備や部品を生産するなど、ウラニウム濃縮と関連のある施設である可能性がある」と話している。

ただ、カンソンの施設がウラニウム濃縮施設とみるには不十分な点があるとし、ウラニウム濃縮が実際に行われていない関連施設とみるのが合理的だと主張した。

グロッシ事務局長はこの日の記者会見で、より多くの情報収集を通じ北朝鮮に対する監視能力を拡大するなど、今後の訪朝に備えることが重要だと強調した。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 85