米アイビーリーグの名門であるブラウン大学のエミリー・オスター経済学教授は17日(現地時間)ニューヨークタイムズ(NYT)に「新型コロナからの安全を無視する人々に対処する方法」というタイトルのコラムを掲載した。
オスター教授は「新型コロナ事態が長期化する中、多くの人々は疲れきり、警戒心を失っている」と指摘した。
また「新型コロナの感染者数が全国的に増加する中、多くの州で規制を強化しているが、人々はそれに従わない」とし「警告があっても米国の多くの家族は、感謝祭の計画を立て、大規模な集まりを続けている」と語った。
オスター教授は、このことが驚くべきことではないとして、新型コロナ事態のような公衆保健の場合、個人の意志にだけ依存すれば 大きな変化を起こすのは容易ではないとみている。
つづけて「個人の行動の変化のための妙案があればよいが、それはない」とし「現在の接近法としては、新型コロナの拡散を防げないということを認め、新たな方法を見つけなければならない」として、韓国の事例をあげた。
オスター教授は「韓国は、米国よりマスク着用とソーシャル・ディスタンスなどをかなり順守している」とし「韓国の事例を通して、新型コロナ診断検査と接触者追跡、その他の公衆保健インフラが重要だということが立証された」と主張した。
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